「その名詞、数えられる?」暗記に頼らず区別する方法!
こんにちは!ゆうすけです。
前回は品詞の理解について書きましたね、
実践できているでしょうか?
今回は「数えられる名詞」と「数えられない名詞」について話します。
いきなりですが、数えられる名詞と数えられない名詞の違い、答えられますか?
よくある教わり方が、「数えられる名詞は appleなど具体的で形があるもの」、「数えられない名詞は informationやwater など抽象的で形がないもの」というものだと思います。
実際、勉強し始めはそれでも通用しますが、入試で問われる問題はその知識では解けないんです。
例えば、
"I got a cold."
(私は風邪をひきました。)
のような英文を見た時、
「風邪って目に見えなくて数えられないはずなのに、なんで"a cold"みたいに a がつくの?」
と思ってしまい、暗記量の多さに挫折してしまいます。
しかし、名詞の数え方にも本質はあります!
それは「具体的なイメージができるかどうか」ということです。
数えられない名詞には
・決まった形がないもの(water,informationなど)
・手でつかめないもの(gas,wineなど)
・目で見えないもの(happiness,timeなど)
・切っても機能が損なわれないもの(beef,cheezeなど)
・総称したもの(money,baggageなど)
があります。
この中であなたが混乱するのは下の二つだと思います。
なぜなら目で見えて、なんとなくイメージを作れてしまうからです。
beefやmoneyと聞いて上のようなイメージがわいた人もいると思います。
しかし、牛肉の場合どんな形に切ってあるのかは具体的なイメージは伝えられていませんし、お金は具体的にはお札(bill)や硬貨(coin)がイメージされているのであって総称としてのお金がイメージできているわけではありません。
また、文章を読む上で大切なのは
「この単語=数えられない」という暗記ではなく
「数えられないからあいまいな意味になる」
という逆算の考えをすることです。
冒頭で示した
"I got a cold"
の文で、なぜ風邪を数えているのかというと
風邪というのは、風邪の引きはじめがあって、風邪の回復がある、特定の一期間を指しているからです!
まとめると
・「具体的なイメージができるか」で判断が変わる
・数えられないから抽象的な意味なんだな、と逆算の考えをする
ということになりますね。
次に英文を読むときには、このことを意識して読んでみてください。
今回も読んでくださってありがとうございました!